2024/04/01(月) - 2025/03/21(金)
幸田露伴は、明治期を代表する小説家・随筆家。江戸の職人気質や美意識を背景に、人の生き方と技芸の精神を緻密な考証と格調高い文体で描いた。代表作は「五重塔」「風流仏」「対髑髏」など。写実を超えて理想や倫理を問う作風で近代文学の古典を築き、後年は古典研究や美術・文化論にも取り組み、和漢の教養に根ざした批評・随筆を多数発表した。近代日本の文芸における中心的存在として高く評価されている。