イスラーム陶器とは、7 世紀以降、西アジア、中央アジア、北アフリカを中心とするイスラーム圏で焼かれた施釉陶器の総称です。イスラーム陶器は、中国の陶磁器にも比肩する程の規模と内容を持った陶器群です。 本展では、イスラーム陶器が誕生する前の西アジアの工藝作品(金属器、硝子器、陶器など)をはじめ、9~10 世紀頃のアッバース朝から17 世紀のサファヴィー朝までのイスラーム陶器と、その影響を受けたと言われるビザンツの陶器やスペインのラスター彩陶器イスパノ・モレスクなどを展示いたします。 イスラーム陶器の変遷を概観するとともに、他地域へのイスラーム陶器の影響やその展開も御覧頂きたいと思います。
