大垣市出身で、緻密で確かな時代考証、独創的な画題と巧みな構成で「歴史画の第一人者」として活躍した守屋多々志。 そんな守屋の画業は、歴史画を描くだけにとどまらず、桃太郎や金太郎のような古今東西の昔話や物語、伝承をテーマに描いた作品も多く残しています。 また、これら作品を描くにあたり、守屋は数多くの試案を描きました。「人魚の愛」という作品も、試案の段階では構図が大きく異なり、題名も違うものでした。 妥協を許さず、推敲を重ねる守屋の姿を見て取ることができます。 今回の企画展では、日本の童話や昔話、歴史上の出来事を物語にした平家物語、中国の伝説、伝承などをモチーフとした作品のほか、作品として仕上げるまでの試案、下図などを展示します。