山形美術館は、まだ地方に美術館が少なかった1964年にオープンし、2024年8月20日に開館60周年を迎えました。当館ではこれまで、企画展や3つの県展、館利用団体展などさまざまな分野の展覧会を開催し、市民が美術に親しむ場や、創作活動にはげむ人々が作品を発表する機会の提供を図ることで、本県の芸術文化振興に寄与してきました。 また日本および東洋美術、フランス近代美術の優品をはじめ、本県にゆかりの深い作家らの作品を収集し、現在では2,100点を超えるコレクションを収蔵しています。 本展では60年の節目を記念し、開館から現在に至るまで収蔵された絵画、彫刻、工芸などの多彩な作品とともに、山形美術館のあゆみを概観します。また、60周年記念事業として市民から募集した「山形美術館との思い出」もあわせて紹介します。 過去の軌跡を振り返りながら、山形美術館のこれからの活動や、「山形の美術」について展望する一つの機会とします。