呉市立美術館では、令和2年度より「地域の芸術家支援事業」として、呉地域にゆかりのある若手作家の展覧会を企画し、より豊かな地域文化の醸成を目指しています。4回目となる本展では、広島市在住・呉市川原石にて制作を行う作家・津川奈菜(1991- )を紹介します。 津川は尾道市立大学大学院美術研究科絵画研究分野を修了し、近年は、様々な公募展での受賞をはじめ「岡本太郎現代美術賞展」や「山口県美術展覧会特別展示」での発表など国内の美術館やギャラリーで精力的に活動しています。 津川は、紙に鉛筆で描くドローイング手法を起点に、繰り返し描いては消していくプロセスの中から現れてくる形や風景を探求しています。本展では、それらのドローイング作品をつなぎ合わせ構成された巨大な絵画や、津川の祖父母が暮らした呉市を題材とした新作を含めた作品郡を展示します。