谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。 今回の展示では、谷内の代表作である『週刊新潮』表紙絵に描かれた「楽器」に注目します。 谷内は、楽器を奏でている情景はもちろん、日々の生活音や、風や雨などの自然現象の音を 楽器の音に見立てたりと、表紙絵に多くの楽器を登場させています。 そこからは、「音」に対する感性や、移りゆく季節を慈しむ心とともに、谷内独特のユーモ アセンスを見ることができます。表紙絵に描いた「楽器の調べ」に耳を傾けてみてください。