地域独自の文脈で生まれた作品への再考が進む近年の国際的な現代美術の動向とも呼応し、オーストラリア先住民によるアボリジナル・アートは改めて注目を集めています。またオーストラリア現代美術では、多数の女性作家が高い評価を得ており、その多くがアボリジナルを出自の背景としています。石橋財団は2006年にオーストラリア現代美術の展覧会を開催し、以降継続的に作品を収集しています。本展では、石橋財団として初めて女性アボリジナル作家に焦点をあてます。所蔵作家4名を含む7名と1組の作品をとおして、現代の多様な表現を紹介するとともに、オーストラリア先住民美術への深い理解と認知をめざします。
