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LEESAYA(リーサヤ)

青木航太

2024/01/13(土) - 2024/02/11(日)

2024/01/13(土)-02/11(日)

青木航太(あおき・こうた)は1985年茨城県に生まれ、2007年に京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)美術工芸学科日本画コースを卒業。2010年に東京藝術大学大学院修士課程壁画研究室を修了。現在は茨城県を拠点に制作活動を続けています。青木は在学以前から日本画やフレスコ画、テンペラ画など様々な絵画技法に取り組んで来ましたが、近年は培った知識と技術を活かしつつ、紙や漆喰に墨を使った絵画をメインに制作しています。 本展で初めての発表となる Deformable Candle Vase シリーズは、2011年に青木が営む美術予備校で指導をしている最中、被災した体験を元に描かれました。教え子達と共に近くの避難所で渡された一本の蝋燭の火を、当時の混乱した状況下でも鮮明に覚えていると作家は話します。東日本大震災から10年以上経って、最近ではやっと被災した人々の声を耳にする機会が増えてきたように感じます。それだけ彼らには「時間」が必要だったのかもしれません。 自然災害や人災、犯罪、戦争などを経験しトラウマを抱える人々が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症するケースはよく耳にしますが、一方でストレス反応とは別にトラウマの非常に辛い苦しみに向き合うことで人間として良い方向へ成長をもたらす心的外傷後成長 (PTG) という心理的変化が知られています。青木が「蝋燭」の火をひたすら描くことは、負を負のままに受け止めたり、負を正のエネルギーに変換できる芸術そのものの性質と役割を感じずにはいられません。 満を持して発表となります青木航太の個展 Deformable Candle Vase をぜひご高覧ください。 なお、2024年2月4日(日)には毒山凡太朗氏をゲストとしてお呼びし、トークイベント「それぞれがみる3.11」を開催いたします。ぜひお誘い合わせの上、ご参加くださいますと幸いでございます。