企画展「ふたつの愉しみ ~異国の器と日本の書~」 会 期:2024年9月21日(土)~ 9月29日(日) ※会期を変更して再開します ※チラシをクリックするとPDFファイルが開きます 遠い国から私たちの元にもたらされた陶磁器は、異国を感じさせてくれるものとして珍重されてきました。海を隔てた中国や朝鮮半島、さらにその先の大陸の陶磁器は、その地を訪れることができない人に、土地の文化や風習を伝えてくれます。日本のものとは異なる形や文様に私たちは異国の空気を感じ取り、遥か遠い国々に憧れを含めた思いを馳せながら、作品を愉しむことができるのです。 さて憧れという意味では、古人が流れるようにしたためた書はとても美しく、しかし現代の私達ではなかなか書いたり読んだりすることが難しいぶん、憧憬に値するのではないでしょうか。書にはさまざまな種類があり、懐紙と呼ばれる大判の紙に和歌をしたためたものや、長い和紙に禅の教えを含ませた言葉を書いたもの、また身近なものでは手紙も書の一種といえます。これらの書の文字を判読することが難しくとも、筆勢や墨色などを鑑賞することもまた書の愉しみのひとつといえるでしょう。 折しも和歌や紫式部が話題となっている今日この頃です。このたびの展覧会では、日本から遠く離れた異国の器と流麗な日本の書に焦点をあて、異なるふたつの文化をお愉しみいただきたいと思います。 ※展示一覧はコチラ