水戸市出身の洋画家・中村彝。その没後100年を記念し、大規模な個展を開催します。37年という短い生涯にもかかわらず、日本近代美術史上、偉大な足跡を残した中村彝の作品は全国各地に所蔵されています。本展では画家の代表作をほぼ網羅し、重要文化財《エロシェンコ氏の像》(1920年、東京国立近代美術館蔵、期間限定展示)をはじめ、前回展(当館ほか、2003~04年)では出品がかなわなかった《巌》(1909年、皇居三の丸尚蔵館蔵)や、約半世紀ぶりに公開される作品など、約120点が一堂に会します。また、彝が多大な影響を受けたオーギュスト・ルノワールの《泉による女》(1914年、大原美術館蔵)が、彝の作品とあわせて展示される貴重な機会となります。当館のみの単独開催となる本展を、どうぞお見逃しなく。
