ひとつひとつ確かめるように、 そこに在る命に触れる。 目に見えるものと、 見えないもののあわいに、 かすかな温度が生まれる。 空間にほのかに満ち、そっと漂う 音や気配、記憶の揺らぎ。 それらは確かな形を持たないまま、 私たちの傍らを通り過ぎてゆく。 そのちいさな声を、そっと掬う。 長塚 優菜

ひとつひとつ確かめるように、 そこに在る命に触れる。 目に見えるものと、 見えないもののあわいに、 かすかな温度が生まれる。 空間にほのかに満ち、そっと漂う 音や気配、記憶の揺らぎ。 それらは確かな形を持たないまま、 私たちの傍らを通り過ぎてゆく。 そのちいさな声を、そっと掬う。 長塚 優菜