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横須賀美術館

令和6年度第3期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 大人たち

2024/10/26(土) - 2025/02/16(日)

2024/10/26(土)-2025/02/16(日)

谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。 令和6年度第3期は「大人たち」と題して、表紙絵に描かれた大人に注目してみました。〈週刊新潮表紙絵〉に描かれるのは圧倒的に子どもが多いのですが、では大人はどうなのだろう?どんな人がどのような場面に登場しているのだろう?と思ったことがこのテーマのきっかけでした。 表紙絵に登場する「大人たち」は、父親や母親など家族と家の外で出会う人たちに大きく分かれます。さらに家の外で出会う人たちは、職業などの属性が一目で分かる人(郵便配達員、電車の運転士、電線や道路の工事をする人、店頭に立つ店員、漁師、田植えをする人、炭焼き人、紙芝居屋、路地の占い師、托鉢僧、露天商、豆腐屋、行商人、芝居の一座など)と一見何をしているのか分からない人(繁華街やデパートなど混雑した場所を行きかう人たちや後姿の男性など)に分かれます。中には、家の軒下で雨宿りをしている知らない人や犬さらいなど、子どもの心に不穏なざわめきを起こす大人たちもいます。 表紙絵に描かれたさまざまな「大人たち」から、昭和の家庭や暮らしの様子を垣間見るとともに、大人に対する憧れや恐れといった子どもの心情を感じ取っていただければと思います。