とうめいでやさしい
底のみえないしずかなみずうみをつくる
くたくたになっていた去年の秋に、おまもりにしている詩のひとつ 茨木のり子さんが「みずうみ」という詩に詠んだ田沢湖へ旅をしました。
吸い込まれるような深い深い透明な湖の、優しくなでる風に揺れて波うつ静寂さに ただ安心して、答えの見つからない悩み事も、せわしない日々のストレスも 忘れさせられてぼんやりと息をすることができました。
わたしが描きたかったものは、こういうものだったのかもしれないと 優しい水辺で過ごした感覚を忘れないよう、大事にかたちどって 自分で自分を守れるおまもりを、描いていきたいと思います。
いつかそんなしずかなみずうみを 心のなかにもつくれますように。