本展覧会は、作品に描かれた人物の顔に焦点を当てた展覧会です。 作品に描かれた人物の顔を見てみると、嬉しそうな笑顔、物思いにふける顔、不機嫌な顔、怒った顔など実に多様な表情をしていることがわかります。中には、何を考えているのかすぐには分からない顔もあります。 画家は、作品に描いた人物の仕草や表情、様々なモチーフで、人物のプロフィールや、彼らを巡る物語を示します。描かれた内容と関連づけ、人物の表情の理由を考えながら作品を見ることで、画家の思いや意図に気づきます。 本展覧会では、茨城県近代美術館の所蔵作品を中心に、肖像画や歴史画、仏画など複数のジャンルの日本画を紹介し、作品に描かれた人物が「どうしてそんな表情をしているのか」を探ります。