人々はさまざまな理由で旅をします。画家もまたそうでした。国内外への旅で画家は新たな刺激を受け制作しました。 大分出身の画家髙山辰雄は東京美術学校進学後、東京に在住して制作活動を続けますが、その髙山もヨーロッパや中国を旅したほか、故郷大分を旅して取材し、印象深い作品を残しました。 また、遠方への旅行だけではなく近隣への小旅行も画家に大きな制作意欲をかき立てました。京都に居住した福田平八郎は釣りを好み、よく滋賀県の琵琶湖などに出かけており、水面や水中の魚を注意深く観察してスケッチしました。 今回は近現代を中心として「旅」にちなんだ作品を紹介します。絵画を通して旅行気分でさまざまな場所に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。