ToDoKuE
読み込み中...

石川県立美術館

金沢城の絵師たち

2024/02/17(土) - 2024/03/20(水)

2024/02/17(土)-03/20(水)

かつて金沢平野を一望する小立野台地の先端にそびえていた金沢城の御殿は、江戸時代を通して2度の焼失、再建を経て姿を変えながら、加賀百万石の中心としての役割を担ってきました。しかし、明治14年(1881)、失火によって焼失し、その歴史に終わりを告げました。  現代に入り、石川県では金沢城の中枢であった二の丸御殿を復元整備する取り組みを進め、御殿の内装についての調査も行っています。御殿の障壁画は、ほぼすべてが失われ、《唐花図(中村神社拝殿天井画)》を除いて現存が確認できません。今回の特集展示では、詳しい資料の残る文化度造営の金沢城二の丸御殿において、障壁画を描いた絵師たちを取り上げます。  御殿内部の障壁画を描いた絵師たちは、臨時の手伝いも含めると26名にのぼりますが、3つのグループ、①江戸から来た狩野派の絵師、②京都から来た岸派の絵師、③地元の絵師、に分けることができます。本展示ではこのうち、②に属する岸駒(1749/1756~1838)とその息子岸岱(1782/1785~1865)、そして③に属する佐々木泉景(1773~1848)の作品を展示します。彼らの残した作品から、在りし日の金沢城に思いを馳せていただければと思います。