広島県三次市に所在する奥田元宋・小由女美術館は、日本画家・奥田元宋(1912~2003)と人形作家・奥田小由女(1936~)の日本でも例を見ない夫妻の名を冠した美術館です。日本で初めて夫婦それぞれに文化勲章を受章した奥田元宋・小由女ご夫妻は「ふたりの美術館」をつくることを長年の夢として心に抱き、作品が散逸しないよう大切に保管されていました。それらの作品が一括して故郷の三次市に寄贈され、実現したのが「奥田元宋・小由女美術館」です。 本展覧会は、奥田元宋・小由女美術館の全面的なご協力の元、その所蔵作品により、日本画と人形、異なる世界に生きながらも人生を共に歩んだ、2人の芸術家の創作の軌跡をご紹介します。