令和6年度第4期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 ろうけつ染の世界 新収蔵作品を交えて
令和6年度第4期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 ろうけつ染の世界 新収蔵作品を交えて
2025/03/01(土) - 2025/05/11(日)
ろうけつ染表紙絵技法模様美術収蔵作品アート文化創作表現
2025/03/01(土)-05/11(日)
概要
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
令和6年度第4期は「ろうけつ染の世界 新収蔵作品を交えて」と題して、ろうけつ染によってつくられた表紙絵原画を展示します。また、昨年度に谷内六郎のご遺族よりご寄贈いただいた、ろうけつ染のハンカチや帯、風呂敷などを併せて紹介します。これらの寄贈作品は、谷内が『週刊新潮』表紙絵を手がける以前から1950年代終わりにかけて、兄・四郎が中心となって経営していた染色工房「らくだ工房」でつくられたものです。ろうけつ染は、溶かした蝋を防染剤として布に塗り、布を染料で染めた後に蝋を洗い流すと、蝋を塗った部分が白く染め抜かれて模様となる技法です。蝋の厚みによって染まる色の濃さに違いが生まれ、固まった蝋にひびを入れると、ひびの部分に染料が入り複雑な模様ができます。そのような技を駆使して、谷内らしい絵柄が表現された作品を、ぜひお楽しみください。

©️横須賀美術館
