美しい女性を描いた絵画で〈大正ロマン〉の旗手となった芸術家・竹久夢二(1884-1934)。日記に記された「いつもプロセスにいたい」という一文は、詩歌やデザインなど様々なジャンルの作品を手掛けた、夢二の業績そのものを彷彿とさせます。 夢二はその生涯にわたって様々な土地を旅しましたが、現在の渋谷区内で二回生活しており、二度目の暮らしぶりは自伝的小説「出帆」(1927)に描かれています。 夢二は初の著作である『夢二画集 春の巻』(1909)序文に、「文字の代りに絵の形式で詩を書いて見た」と記しました。数多くの作品を発表した夢二ですが、それらの創作の根底にあるものは同じ〈詩情〉であるという、芸術家の主張をこの一文に見ることができます。 本展は渋谷ゆかりの芸術家である夢二が歩んだ生涯を辿りながら、絵画・文学・デザインなどとして発表された、夢二の多岐にわたる芸術活動を紹介します。 企画展情報 開催期間 2023年10月17日 から 2023年12月26日 まで 入館料 一般:100円(80円)/ 小中学生:50円(40円) ※( )内は10名以上の団体料金 ※60歳以上の人、障がいのある人と付き添いの人は無料 展示解説 本展学芸員が展示解説を行います。 日時 ①10月28日 ②11月25日 ③12月16日 (全て土曜日、午後2時から30分程度) 連携企画 夢二の生きた時代 ~明治・大正に華開いた文化~ 渋谷区立各図書館では、本展と連携して、竹久夢二をテーマとした展示等を開催します。 詳しくは各図書館へお問い合わせください。 日時 渋谷区立中央図書館:10月20日(金)~令和6年1月17日(水) ほか区内図書館:10月13日(金)~11月8日(水)