「彫刻は詩の塊なんだということ、ただ眼で見た描写や写実ではなくて、詩の心、人間の内から溢れくるもの、そういうものとして彫刻はぼくの内に根付きました」(「作家訪問 本郷新」『ビジョン』1974年1月号) 彫刻家・本郷新(1905~80年)は数多くの芸術論、作品論、自伝などを遺しています。 彼の言葉には、彫刻に対する造形の信念やヒューマニズムの精神が詰まっていて、現代の私たちの心にも響く力を持っています。 当館では、本郷新の自著文献をボランティアの手を借りながら長年に渡って整理し、データ化作業を行ってきました。 本展では、集積された資料を公開しつつ、言論の側面から本郷新の彫刻に対する思念を浮き彫りにします。
