《通常展》テーマ展示 外国語になった漱石作品
《通常展》テーマ展示 外国語になった漱石作品
2025/04/24(木) - 2025/07/13(日)
漱石翻訳英語文学国際交流ライブラリーブックデザイン資料フィルターギャラリートーク
2025/04/24(木)-07/13(日)
概要

漱石|出典: 漱石山房記念館
漱石の作品は、漱石の存命中から翻訳されてきました。
『吾輩は猫である』(1905(明治38)年)の英訳本『I am a cat』は、原書の刊行から
1年足らずで刊行されています。漱石は、「虞美人草」や「草枕」のドイツ語訳出版の相談に対し、
「それから」や「倫敦塔」の方を薦めるなど、自著の翻訳に一家言を持っていました。
漱石没後、「坊っちゃん」や「草枕」などの英訳本が刊行されますが、日本語が読める読者は、
漱石作品特有のテンポや滑稽、風刺の表現がどのように訳されたかを原文と読み比べて楽しんでいたようです。
現在、漱石の作品は、40以上の言語に翻訳され世界中で読まれています。
本展示では、外国語の書籍を数多く所蔵する国際交流基金ライブラリーの協力を得て、
英訳本を中心に、翻訳された漱石作品を展示し、文章の違いやブックデザインを味わいます。
併せて、広告の校正原稿や、翻訳者が漱石遺族と交わした手紙など、翻訳に係わる資料も展示します。
外国語というフィルターを通して一層鮮やかに浮かび上がる漱石の日本語もお楽しみください。
