欧州の中で陶芸大国として名高いイギリス。 なかでも首都ロンドンでは多くの陶芸家が活躍し、人気を博しています。オーストリア出身のルーシー・リー(1902-1995)やドイツ出身のハンス・コパー(1920-1981)などからはじまり、現在では、ジュリアン・ステア(1955- )やジェ二ファー・リー(1956- )といった活躍中の陶芸家も数多くいます。 日本と英国の陶芸の関係を辿ると、1920年にバーナード・リーチが濱田庄司と共に日本風の3室の登り窯を築いた時代にまで遡り、さらにリーチ工房と益子町との関係は現在も続いています。 昨年開館30周年を迎えた当館では、2011年に「ある日のヴァンガード・コート」、2013年に「Leach School」、2018年に「英国ラブリィ~派」というように、英国陶芸作品を様々な切り口で紹介する展覧会を数多く開催しています。 また、2014年度よりスタートした「益子国際工芸交流事業」では多くのイギリス陶芸家を招聘し、滞在制作が行われてきました。 本展覧会では、当館のコレクションの核のひとつでもある英国陶芸の中からロンドンに焦点を絞り、今回新たに「ロンドン派」と名づけ紹介します。 ロンドンから発信された作品の数々をお楽しみください。