本展は日本画の作家・三橋卓の新作展「カワ」です。京都を拠点に活動する三橋は、古画と対峙し、時間の経過が生み出す質感や物質感を写生の行為を通して表現します。今回の展示では、古画の裂け・剥落・退色といった痕跡を現代の視点で再解釈し、作品同士の対話を通じて時間の流れと変容を捉えます。京都・ザ・トライアングルという新設スペースで、作家・美術館・観賞者を結ぶ三角形の関係性を深める企画展シリーズの一環として開かれます。会期中は新進作家育成やチャリティの趣旨も含まれ、絵画の緻密さと時間の重さを感じられる展示です。
