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丹波篠山市立歴史美術館

 「源氏物語-平安王朝の雅-」

2023/12/05(火) - 2024/04/07(日)

2023/12/05(火)-2024/04/07(日)

平安時代から現代に至るまで、「源氏物語」は様々な形で、人々に享受されてきました。当初貴族の間で読まれていたものが、室町時代には注釈書が作られ、江戸時代になり出版が盛んになると、幾種類ものダイジェスト本やパロディーが刊行され庶民の間でも楽しまれるようになりました。現代でも、種々の現代語訳が出版され、映画やドラマにもなっています。また、「源氏物語」を題材にした絵画は、絵巻や屏風、工芸品など、様々な形式で描かれ、金箔を貼った豪華な貝合わせの道具などは公家や大名家の嫁入り道具として制作されました。香道では、「源氏香」という組香が考案されました。 当館では、「源氏物語絵巻 須磨・明石の巻」全6巻を所蔵しており、この機会に全巻を展示いたします。この絵巻は、江戸時代後期に篠山藩12代藩主青山忠裕の命を受けて制作されたたものです。光源氏や紫の上の装束や乗り物などの都の雅な様子のほか、須磨で遭遇した嵐や明石の入道の別れの悲しみの様などが描かれています。 源氏物語絵巻をご覧いただき、雅な王朝文化を感じていただくとともに、江戸時代に書かれた源氏物語の注釈本なども併せて展示することで江戸時代の人々が源氏物語をどのように捉えていたかをご紹介します。