富士山の麓の町・新倉の歴史を古文書・絵図・写真を通じて紹介します。約1万年前の水に恵まれた環境から始まり、江戸時代には山肌の開発と長さ全国トップクラスの用水トンネル「新倉掘抜」を完成させ、水田を広げた技術と生活を詳述します。富士山の眺望を背景に祀られた新倉富士浅間神社の歴史や、地域社会の形成・水利・農業・富士講の伝統など、過去から現在へつづく町の営みと文化の変遷を、多様な史料で読み解きます。会期中は常設展と合わせて富士山信仰や水資源利用の歴史的意義に焦点を当て、来館者に地域の記憶と未来の連携を考える機会を提供します。