鋭く緻密な描写や理知的な構図、鮮明な色彩と重厚なマティエール(絵肌)よって戦後の日本画を牽引した杉山寧(1909-1993)は、1962年(昭和37)、初めての海外旅行でエジプトとヨーロッパ各地を周遊したことをきっかけに、外国の風景を数多く描くようになります。特に中近東を好み、エジプトをはじめ、ギリシア、エトルリア、トルコのカッパドキアの自然や遺跡など、それまでの日本画では描かれることがなかったモティーフを画面にとどめました。
鋭く緻密な描写や理知的な構図、鮮明な色彩と重厚なマティエール(絵肌)よって戦後の日本画を牽引した杉山寧(1909-1993)は、1962年(昭和37)、初めての海外旅行でエジプトとヨーロッパ各地を周遊したことをきっかけに、外国の風景を数多く描くようになります。特に中近東を好み、エジプトをはじめ、ギリシア、エトルリア、トルコのカッパドキアの自然や遺跡など、それまでの日本画では描かれることがなかったモティーフを画面にとどめました。