2025/04/12(土) - 05/18(日)
中村正義は、戦後日本画の革新を牽引した日本画家。公募団体での受賞・発表を経て体制批判を鮮明にし、保守的な審査制度から距離を取り独立的に活動した。鮮烈な色面と強靭な輪郭線、デフォルメによる造形で、女性像や歌舞伎、花鳥を主題に独自の平面性と劇性を切り開く。連作による歌舞伎題材の肖像や、美人・鬼女像などは代表作として知られ、日本画の表現領域を拡張した。評論や発言でも大きな影響を与え、その思想と作品は神奈川・厚木の「中村正義の美術館」にまとめて…