深瀬昌久(1934–2012)は日本の写真家。鋭い視覚と言語化しがたい感情を写真集という形式で凝縮した作家として国際的に評価される。代表作『鴉(Ravens)』(1986)は、喪失と孤独を射抜く暗調のイメージで写真集史の金字塔とされる。ほかに、当時の妻を被写体とした『洋子』(1978)、遊戯性と実験性を示す『遊戯(Homo Ludens)』(1971)、家族写真の制度を攪乱する『家族』、浴槽でのセルフポートレートを編んだ『BUKUBUKU』など。日本大学芸術学部で写真を学び、商業写真と並行してニコンサロン等で発表。1992年の事故後、長期療養を経て逝去。作品は国内外の主要美術館に収蔵されている。
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