ソール・ライター(1923–2013)は、アメリカの写真家・画家。カラー写真の先駆者としてニューヨーク・スクールを代表し、1940年代後半からコダクロームで街の断片を窓越しや反射、大胆なトリミングで詩情豊かに捉えた。霧や雨、傘、ガラスの曇りを用いた色面構成と静謐な距離感が特徴。1950〜70年代にHarper’s Bazaarなどでファッション撮影も手がけた。長く再評価が遅れたが、写真集『Early Color』(2006)を契機に国際的注目が再燃し、回顧展が各地で開催。代表作に「Snow」(1960)、「Red Umbrella」など。生涯、抽象的な水彩・テンペラの絵画制作も続けた。
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