2025/06/28(土) - 10/22(水)
柳原白蓮は、大正・昭和期に活動した歌人。華族出身。与謝野晶子らの影響を受け、『明星』『青鞜』などに短歌や随筆を発表し、個の情熱と女性の自立を主題とする作品で注目を集めた。筑豊の実業家・伊藤伝右衛門の妻となるが、恋愛と自由を求めて公然と離別を宣言した「白蓮事件」は、女性の生き方をめぐる社会的議論を喚起した。以後も短歌と評論を継続し、古典に根差した格調と近代的感性を併せ持つ表現で知られる。文学・女性運動の文脈で再評価が進み、伝記や映像作品の…