©️東京藝術大学大学美術...
2025/03/29(土) - 05/25(日)
如拙は室町時代前期に相国寺を拠点に活動した禅僧・画家。中国出身で14世紀末に来日し、足利将軍家の庇護のもと相国寺の画事を担い、日本の水墨画成立に決定的な役割を果たした。南宋画(馬遠・夏珪系)の筆法を基盤に、禅的機知と写生性を融合した端正な墨技で山水・人物・花鳥を描く。代表作に妙心寺塔頭・退蔵院蔵「瓢鮎図」(1413、国宝)があり、禅問答を主題とする日本水墨画の嚆矢として重視される。門下に周文らを育て、その系譜は雪舟へと連なり、以後の日本…