レオノール・アントゥネスはポルトガル出身の現代美術家。1972年リスボン生まれ、ベルリン拠点。彫刻やインスタレーションを中心に、20世紀の建築・デザイン史、とりわけアイリーン・グレイ、シャルロット・ペリアン、アニ・アルバース、リナ・ボ・バルジらの実践へのリサーチを起点に、尺度や機能、装飾の概念を再解釈する。真鍮、ロープ、革、木などの素材と手作業の技法を用いた吊り下げ構造や格子状の構成が特徴。主な発表に第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ・ポルトガル館(2019)、ニューミュージアム(ニューヨーク、2018)での個展「a seam, a surface, a hinge, or a knot」など。空間と身体の関係、近代の規範の再読を主題とする。