2025/10/24(金) - 12/14(日)
俵屋宗達は、江戸初期に京都で活動した絵師で、俵屋工房(扇や料紙を扱う店)の主宰として制作と流通の拠点を担い、書家・本阿弥光悦と協働して下絵と料紙装飾を行った。琳派の祖とされ、金銀箔や雲母を用いた豪華な画面構成、にじみを活かす「たらし込み」、平面性の強い意匠化と大胆な余白で、和歌や古典、自然モチーフを新たな装飾芸術へと結実させた。代表作に建仁寺蔵「風神雷神図屏風」、松島の海景を描いた「松島図屏風」、蓮を主題とする屏風群などがある。後世の尾…