2026/03/07(土) - 07/05(日)
烏丸光廣(からすまる みつひろ、1579–1638)は、安土桃山から江戸初期にかけて活躍した公家・和歌作者・書家。京都の堂上家・烏丸家に生まれ、後陽成・後水尾両朝に仕えた。古今和歌集の伝授と注釈学に卓越し、近世初頭の歌壇を主導。門弟を広く擁し、公武にわたる教養層へ和歌の規範を確立した。書は温雅で流麗、のちに「烏丸流」と称され、色紙・懐紙・消息などの名品を多数残す。連歌・古典学・茶の湯にも通じ、近世初期京都の学芸を牽引し、和歌と書の近世的…