ジョン・フォードはアメリカの映画監督。西部劇と歴史劇を中心に、雄大な風景、厳密な構図、群像の演出、寡黙な人物造形で映画の語りを刷新した。代表作に『駅馬車』『怒りの葡萄』『わが谷は緑なりき』『静かなる男』『捜索者』『リバティ・バランスを射った男』がある。アカデミー監督賞を史上最多の4度受賞。第二次世界大戦期には記録映画『ミッドウェイ海戦』なども手がけ、叙事的スケールと詩情を両立する作風で映画史と視覚文化に決定的な影響を与えた。