2025/03/15(土) - 05/18(日)
黒田辰秋は、日本の木工・漆工分野を代表する工芸家。木地の造形と木目の美を基調に、彫り(刳物)や指物、挽き物など多様な木工技法に拭漆や黒漆・朱漆を施し、端正な器形と深い漆の表情で近代木工の美を確立した。柳宗悦らとともに民藝運動に関わり、実用の器から箱、盆、椀、机、茶道具に至るまで幅広く制作。重要無形文化財「木工」保持者(人間国宝)に認定され、日本の工芸史に大きな足跡を残した。代表作には欅材の盆・鉢や漆塗の箱・重、茶器などがあり、素材理解と…