2025/04/26(土) - 26(土)
豊原国周(1835–1900)は、江戸末期から明治期に活躍した浮世絵師。歌川国貞(3代目歌川豊国)に師事し、歌舞伎役者絵(役者大首絵・三枚続)を中心に、風俗画や美人画も手がけた。近代化する東京の劇場文化を鮮烈な構図で捉え、アニリン染料による強い赤や対照的な色面を駆使した大胆な色彩設計で知られる。歌川派の様式を引き継ぎつつ明治の視覚文化へ橋渡しした作家で、団十郎ら名優の肖像や芝居絵の連作を多数制作し、役者の個性や舞台の臨場感を生き生きと伝…