2025/08/16(土) - 31(日)
滝平二郎は、日本の切り絵・版画家。黒と白の強いコントラストと簡潔な造形で、人間や民話世界を力強く描き、戦後日本の絵本表現に大きな影響を与えた。児童文学作家・斎藤隆介との共作で広く知られ、『モチモチの木』『ベロ出しチョンマ』『八郎』などの絵を担当。労働者や子ども、東北の風土や民話を主題に、温かさと社会的まなざしを併せ持つ表現を展開した。絵本挿絵のほか、新聞・雑誌連載の切り絵、ポスターや装丁も手がけ、切り絵表現の普及と確立に寄与した。