マリウス・ブルチーアは、ルーマニア・クルジュを拠点とする現代美術家/画家。クルジュ=ナポカ美術大学で学び、「クルジュ派」を代表する一人として知られる。油彩を中心に、ポスト社会主義期の都市景観やモダニズム建築、繁茂する植生や人工光を強い色調で交錯させ、東欧の記憶とアメリカ西海岸のイメージを往還する独自の絵画世界を切り開いてきた。代表的な展覧会・シリーズに「Hyperborea」「The Sentimental Museum」など。Galeria Plan BやBlain|Southernほかで発表を重ね、国内外のアートシーンで評価を得ている。作品は観念的な距離感と映画的な光彩が特徴。