村井正誠(むらい まさなり/1905–1999)は、日本の戦後抽象絵画を代表する画家。具象から出発し、戦前から制作を継続。戦後は幾何学的な構成と鮮やかな色面による抽象へと一貫して展開し、平面の秩序と絵具の物質性を両立させた独自の画面を確立した。1950年代以降、色面を重ねる構成的なシリーズを中心に発表し、日本の抽象表現の基盤形成に寄与。国内外の展覧会で紹介され、主要美術館に作品が収蔵されている。代表作には色面と形態のリズムを際立たせた抽…