2026/04/11(土) - 2027/03/07(日)
山本鼎(やまもと・かなえ)は、日本の版画家・洋画家。東京美術学校で学び、渡仏して銅版画や油彩を研鑽。帰国後、作家が自ら制作の全工程を担う「創作版画」運動を牽引し、雑誌『方寸』の刊行や展覧活動を通じて版画の自立を推進した。文芸誌に発表した木版「漁夫」(1904)は創作版画の出発点とされ、銅版・木版・油彩にわたり庶民の生活や風景を主題に、簡潔で力強い造形を示した。また、信州上田で農民美術運動を推進し、木彫や工芸の教育・生産体制を整えて地域の…