2025/11/05(水) - 2026/01/12(月)
須田国太郎(1891–1961)は、昭和期を代表する洋画家・美術史家。欧州留学でスペイン絵画を研究し、ベラスケスやゴヤへの深い理解を背景に、重厚なマチエールと暗調の色面、力強い量感で独自の写実を展開した。主題は仮面や動物(虎・牛・犬)、仏像、舞台や風景など多岐にわたり、造形の厳しさと精神性を併せ持つ作品で高く評価された。帝展・新文展・日展で発表を重ね、戦後も第一線で活躍。京都大学で美学・美術史を講じ、研究と制作を往還しながら日本近代洋画…