2026/08/08(土) - 09/13(日)
川瀬巴水(1883–1957)は日本の木版画家。大正期に興った新版画運動を代表する作家で、鏑木清方に日本画を学んだ後、版元・渡邊庄三郎のもとで多色木版の再興に寄与した。日本各地を旅して写生し、雨・雪・黄昏・夜景を主題に、繊細なぼかしと光の表現で抒情的な風景版画を確立。代表作に「東京十二題」「旅みやげ」各シリーズ、「増上寺の雪」などがある。国内外で高く評価され、近代木版画の普及に大きな役割を果たした。