2026/03/14(土) - 29(日)
2026/01/06(火) - 03/29(日)
玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)は、江戸後期に讃岐(現・香川県)で活躍した漆芸家。京都などで修業後、繊細な彫り線に色漆を充填する「蒟醤(きんま)」を高度化し、色漆で絵画的表現を行う「存清(ぞんせい)」を創始、さらに彫漆の復興にも尽力して香川漆芸の基盤を築いた。草花や鳥獣、文様を精緻な線刻と多彩な色調で表す作風で知られ、技法の体系化と門弟育成により地域工芸を近代へ橋渡しした。代表作は蒟醤・存清の箱物や盆類などで、国内の美術館に所蔵例がある。…