2026/12/09(水) - 2027/02/11(木)
八木一夫(1918–1979)は、戦後日本を代表する陶芸家。京都を拠点に、1948年に鈴木治、山田光らと前衛陶芸集団「走泥社」を結成し、伝統的な“うつわ”の機能にとらわれない陶による彫刻的表現を切り拓いた。抽象的かつ造形性の高い作品で、公募展中心の制度にも批評的姿勢を示し、陶芸を現代美術の地平へ押し広げた。代表作にカフカに着想を得た「サムサ氏の散歩」(1954)がある。1955年に日本陶磁協会賞受賞。制作のみならず写真・評論でも活動し、…