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デッさん

ギャラリー巡りは、歩く範囲を小さく決める

ギャラリーをいくつか回る日は、歩く範囲を小さく決めると楽です。

たくさん見たい。

せっかく出かけるなら、少し遠くの展示も回りたい。

近くにあるなら、ついでにここも行ける気がする。

そう思うことがあります。

でも、ギャラリー巡りは、ただ歩く日ではありません。

作品を見る。
キャプションを読む。
少し立ち止まる。
作家やギャラリーの人と、少し話すこともある。
次の場所へ移動する。

それを何度かくり返します。

歩く体力と、見る体力は、別々に用意されているわけではありません。

同じ体から出ていきます。

だから、歩ける距離と、見られる距離は少し違います。

1里くらい、という目安があります

昔の距離の単位に、1里というものがあります。

だいたい4kmくらいです。

Firefly_Gemini Flash_一里塚 126764.png
Adobe Firefly にて作成

ここで大事なのは、正確に何メートルかということではありません。

1時間くらいで、無理なく歩ける距離。

そのくらいの距離を、ここではひとつの目安にします。

ひとつの生活圏や、近所のまとまりを思い浮かべます。

今日歩いて回る場所全体を、そのくらいの大きさに収める、という感覚です。

つまり、中心から4kmではなく、いちばん離れた場所どうしが4kmくらい、ということです。

ギャラリー巡りをするときは、遠くまで線を伸ばしすぎないほうが楽です。

駅から歩ける。
次の展示まで歩ける。
その次も、地図で見ると歩けそう。

それでも、全部つなげると、かなり疲れることがあります。

展示を見る体力も、同じ足から出ていくからです。

直径4kmくらいで考えます

今日の候補全体を、直径4kmくらいの円に収める。

いちばん離れた場所どうしが、だいたい4km以内に入っている。

そのくらいの感覚です。

中心から4kmではありません。

中心から半径4kmで探すと、端から端まではもっと長くなります。

ギャラリー巡りでは、それは少し広すぎます。

もし地図の上で考えるなら、駅や目的地の周りに、半径2kmくらいの円を思い浮かべる。

その円の端から端までが、だいたい4kmです。

地図の上で大きく広げるというより、今日歩く面を小さく畳む感じです。

その円の中に、今日見たい展示が収まっている。

それくらいが、歩いて見て回る日の大きさとして扱いやすいと思います。

はじめてなら、2件でも十分です

ギャラリー巡りというと、何件も回らないといけない気がするかもしれません。

でも、はじめてなら2件でも十分です。

かなり慣れていても、2件から4件くらいでよいと思います。

1件目を見る。
少し歩く。
2件目を見る。
休む。
余裕があれば、もう1件見る。

そのくらいです。

場所によっては、ひとつのビルの中に複数のギャラリーが入っていることもあります。

そういう場所なら、移動距離はかなり短くなります。

それは、はじめてのギャラリー巡りにはありがたいことです。

ただ、その場合でも、展示を見る体力は使います。

近いから何件でも見られる、とは考えすぎなくてよいです。

同じ建物の中でも、2件、3件見れば、ちゃんと見たことになります。

展示は、入って出るだけなら短い時間で見られることもあります。

でも、気になった作品の前で止まる。
キャプションを読む。
芳名帳を書くか迷う。
少し話す。
道を探す。
喫茶店に入る。

そういう時間もあります。

それを全部入れると、2件でもちゃんとした外出になります。