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デッさん

お金が少なくても、ギャラリー巡りは趣味にできます

お金が少なくても、ギャラリー巡りは趣味にできます。

これは、けっこう大事なことだと思います。

美術や作品に興味はある。

でも、作品を買うお金はまだない。

詳しい知識もない。

知り合いの作家もいない。

ギャラリーに入ってよいのかも、少し分からない。

そういう人は、いると思います。

でも、ギャラリーは、作品を買える人だけが行く場所ではありません。

まずは見に行ってよいです。

見て、覚えて、また少し気になったら行く。

それだけでも、趣味として始まります。

Firefly_Gemini Flash_絵画ギャラリーのショーウィンドウを見る大学生カップルの背中 126764.png
Adobe Firefly で作成

買わなくてもよいです

最初に、買わなくてもよいです。

ギャラリーに入ったら、何か買わなければいけない。

作家と話したら、買うつもりがあると思われる。

価格を見たら、買える人として見られる。

そう感じることがあるかもしれません。

でも、基本的には、見に行くだけでもよいです。

入る。

見る。

少し会釈する。

帰る。

それだけでもかまいません。

気になる作品があれば、少し長く見る。

キャプションを読む。

作家名を覚える。

次の展示も見たいと思う。

それで十分です。

買うことは、作品との強い関わり方です。

でも、最初の一歩ではありません。

最初は、見ることでよいです。

ただし、雑に消費する場所でもありません

買わなくてよい。

でも、雑に消費してよい、という意味ではありません。

無料で見られる展示でも、そこには時間がかかっています。

作品を作る時間。

展示を組む時間。

場所を開ける時間。

案内を書く時間。

人を迎える時間。

そういうものがあります。

だから、見る側も、少しだけ丁寧でいればよいと思います。

作品に近づきすぎない。

写真の可否を確認する。

大きな声で話しすぎない。

荷物が作品に当たらないようにする。

長く話すときは、相手と周りを見る。

むずかしい礼儀ではありません。

人が用意した場所に入るときの、ふつうの距離感です。

お金以外に、残るものがあります

いま作品を買えなくても、見たあとに残るものがあります。

作家の名前。

気になった色。

よく分からなかった作品。

もう一度見たい気持ち。

誰かに話したくなる感じ。

次の展示を知りたい気持ち。

そういうものです。

それは、お金ではありません。

でも、何もないわけでもありません。

見に行く。覚える。また行く。

誰かに話す。SNS で次の展示を知る。芳名帳に名前だけ書く。

そのくらいの関わり方から始めてよいです。

作品を買うことだけが、作品との関係ではありません。

見ることも、覚えることも、次に行きたくなることも、関係のはじまりです。