2026/02/11(水) - 04/19(日)
木村武山(1876–1942)は、明治から昭和前期にかけて活躍した日本画家。岡倉天心に師事し、横山大観、菱田春草らとともに日本美術院の中核として活動した。伝統的な大和絵や装飾性に根差しつつ、柔らかな線描と重厚な色彩を組み合わせた様式で、歴史・物語・仏教画や花鳥・美人画を得意とした。文展・帝展・院展で受賞・出品を重ね、後進の指導にも尽力するなど、日本画壇の近代化に重要な役割を果たした。代表作は歴史・宗教的主題の大作群で、格調高い叙情性と装…