平山郁夫(1930–2009)は、日本を代表する日本画家。東京美術学校で前田青邨に学び、後に東京藝術大学学長を務めた。被爆体験を出発点に、仏教や古代文明への関心を深め、「シルクロード」「仏教伝来」などの大画面連作で知られる。砂漠やオアシス、キャラバン、伽藍を抒情的な色面と重厚なマチエールで描き、日本画の現代化に寄与した。ユネスコ親善大使として敦煌・アンコール・バーミヤン等の文化遺産保護に尽力。1998年に文化勲章受章。作品は国内外の主要美術館に収蔵され、山梨の平山郁夫シルクロード美術館や広島・耕三寺博物館平山郁夫美術館でも体系的に紹介されている。活動は絵画制作にとどまらず、学術・保存・国際交流へと広がった。
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