©️根津美術館
2025/04/12(土) - 05/11(日)
鈴木其一(1796–1858)は、江戸時代後期の琳派を代表する絵師。酒井抱一の門人・後継として江戸で活動し、琳派の装飾性を受け継ぎつつ、鮮烈な色彩と明快な構図で近代的な感覚を切り拓いた。花鳥画を中心に、草花、動物、波など自然モチーフを大胆に配し、金地や鉱物顔料を駆使した屏風・掛軸・扇面を多く手がける。代表作に『朝顔図屏風』があり、清新なリズム感と写実とデザイン性の融合で高く評価される。版本や画譜の制作にも関わり、抱一以後の琳派様式を体系…